僕の経験上うつ病(鬱病)や精神疾患の疑いのある人は、病院(精神科・心療内科)に行きたがらない人が多いです。
本記事は主に初診を受けようかどうか迷っている方に対して向けた内容ですが、病院に通い慣れた方でも、「わかるわぁ~・・」と思ってくれる人がいると思います。
すでに何回も通院経験のある僕でも、やっぱり病院はできるなら行きたくないです。
理由は主に「怖い」「めんどくさい(面倒くさい)」「疲れる」からです。
他にも「すぐに治ると思っていた」「周囲に知られるのが恥ずかしい」など、挙げればキリがありません(;^_^A
・・・と、言う事で今回はうつ病が病院に行きたくない理由と本音を、精神疾患当事者である運営者が赤裸々に話したいと思います。
Contents
うつ病は病院が怖いしめんどくさい!行きたくない4つの理由と本音。
まずは、この記事タイトルで本サイトに辿り着いた方にとってはかなりウザい言葉かも知れませんが、最も大切な結論なので少しだけ我慢して聞いて下さいね。
もしも、あなたが現在初診を受けようかどうか迷っているのなら・・・
恐怖感やおっくう感があると思いますが、一度だけでも診察してもらって下さい。
僕はうつ病(鬱病)を「すぐ治る病気なんだから・・」と、どこかでナメていて早めに受診をしなかった一人です。
すでにあなたが「近日、病院へ行こう!」と決めて頂いてれば嬉しいのですが、そういった方ばかりでは無いと思いますし、「行きたくない」って人の気持ちもわかります。
なので、本記事ではすぐに病院へ行かなかった人間が、後にどんな後悔をしているか体験談を話しましょう。
僕が心療内科・精神科にすぐに行かなかった理由は、全部で4つです。
①事実を知るのも、人に会うのも怖い
②「そのウチ治る」と甘くみていた
③単純に疲れるし面倒くさかった
④弱い人間に見られるのが嫌だし恥ずかしい
1つずつ当時の心境を解説します。
①事実を知るのも、人に会うのも怖い
うつ病(鬱病)などの精神疾患は、本人が病気を認めたがらないケースが多いんですよね。
僕も例外では無く「自分が病気になるハズは無い!」と、今振り返れば当時の心身の状態は身体は鉛の様に重く、頭も回らないという明らかに異常だったのですが、それでも「いや、これはたまたま今日の体調が良くないだけ」と思い込もうとしていました。
しかし、心のどこかで「病院へ行って、万一精神疾患だったら仕事も辞める事になるかも・・」と不安に駆られていた様な気がします。
・・・仕事ができなければ収入が無くなり、生活もできません。
つまり、病院へ行って、事実を知る事が怖かったんですよね(-_-;)
また、うつ病の症状が出始めた最初の頃は対人恐怖症みたいなのも同時に発症していて、知らない人が大勢いるであろう病院へ行く恐怖感もありました。
②そのウチ治ると甘くみていた
当時はこんなに長い期間闘病する事になるとは夢にも思っていませんでした。
一般的に言われている「鬱病」って、よく「心の風邪」みたいな表現されますよね?
それが頭のどこかに残っていて、「風邪ならすぐ治るだろ・・」と高を括っていました。
しかし、今考えるととんでもない!
数年単位で治療しても治らない人が多くいますし、十数年闘病している人達も珍しくない程の病気でした。
ネットを見てると「鬱病は3ヵ月で治る」とか「半年で治る」とかありますけど、ハッキリ言いますが大抵の場合そんな短期間で治りませんよ。
流石に「嘘」とまでは言いませんし、その情報を発信している方全員に悪意があるとは思いませんが、僕の経験上そこまで短期間で治せる人は少数派、極僅かだと思います。
③単純に疲れるし面倒くさかった
僕は病気になる以前でも「出不精(面倒くさがり)」で、しかも病院嫌いでした。
当時は勤めていた会社は休みがとりずらい雰囲気だし、せっかくの休みも病院で長い時間待たされ疲れるし、その上なんにも問題無かったとしたら時間が無駄になる。
だったら家でゲームでもしながらダラダラ休みを過ごそう。・・・って感じでした。
「たら・れば」の話になってしまいますが、この時早い段階で病院へ行っていれば、適切な治療を受けて今現在治っていた可能性も結構高いと思います。
基本的には初心で診察を受けると、「病気なのか?」「病気じゃないのか?」に関してはその日に答えが出ます。
億劫な気持ちはわかりますが、一日だけ我慢してみて下さい。
④弱い人間に見られるのが嫌だし恥ずかしい
今は全くと言って良い程ありませんが、当時は精神疾患に対しての偏見もありました。
「心療内科や精神科は心の弱い人達が行くところ」
「鬱病は甘えでかかる病気」
今まで精神疾患を軽く見ていた事もあり、「心療内科や、病院へ行ったら自分の負け!」みたいな、しょうもない意地もあったのだと思います。
今考えると本当にくだらない意地です(-_-;)(苦笑)
「万一、病院へ入るトコを知り合いに見られたらメッチャ恥ずかしいわ」と、周囲の目も凄く気にしていました。
鬱病を始めとした精神疾患は、誰でもかかる可能性がある病気。
1.行けば病気が治り人生を棒に振らずに済むかも知れない
2.一生病気が治らないかも知れないけど意地や偏見を貫く
こんな選択肢があったなら、今なら間違いなく1番を選びます。
・・この話を聞いて「病院へ行きたくない」と言う人の気持ちが、「やっぱり行った方が良さそうだな」とご自身の心身への危機感に変わってくれる事を願います。
運営者の体験談&まとめ
昔から病院ってやたらと待たされたり、担当医によっては横柄な対応されて腹が立ったりして、どうしても好きになれない運営者です(;^_^A
しかし、やっぱり我々には無くてはならないモノなんですよね。
早い段階で診察を受ける事は「病気の早期発見」以外にも「早めに診断を受けている事で様々な社会保障手続きを申請しやすくなる場合がある」などのメリットもあります。
例えば、障害者年金に関しては原則、初診日から1年6ヵ月以上経過した方で無いと受給する事ができません。
それらのメリットについても、どこかで記事を作りたいと思っています。
もしも今回の記事をご覧になって病院へ行く場合は、くれぐれも事故などにあわないように充分ご注意下さいね。
精神状態によっては車の運転がままならない場合もありますし、電車を利用するにしても突発的に「飛び込んでしまおうか・・」と、危険な思考が頭をよぎる事もあります。
可能なら信頼できる方に付添ってもらったり、タクシーなどを利用してなるべく安全交通手段を選びましょう。
また、病院選びなどについては、下記の記事を参考にしてみて下さい(^^)
まとめ
それではまとめます。
□病院がめんどうな気持ちはよくわかります。
□しかし、自分の状態を確認する為にも、なんとか一度は行きましょう。
□早めに行けば、それだけ治る確率が高くなる
□逆に言うと、遅くなればなるほど治らない確率が高くなる
□運営者の様に後悔しない選択を!
・・・こんなところでしょうか。
以上、うつ病は病院が怖いしめんどくさい。行きたくない4つの理由と本音!でした。
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