仕事の悩み

仕事で頭が回らない!身体が動かない!眠い!→鬱病だった【体験談】

眠いしイライラ人が怖いし身体が動かない頭が回らない症状、うつ病(鬱病)かも知れない
うつ二郎
うつ二郎
最近、頭がぼーっとするし、だる気が抜けないんだ・・。
うつ男
うつ男
それ、うつ病(鬱病)かもよ?

コレは僕の体験談なのですが、上司のパワハラや人事異動によるストレスで、仕事に全くと言って良い程集中できず、頭が回らない(働かない)し、身体が動かない(・・と言うか動けない)し、仕事中に突然「眠い・・・」と眠気に耐えながら自分の心身に異変を感じた事があります。

「病気なのかな?」と心療内科を受診して原因がわかりました。

 

それは僕が「うつ病(鬱病)」だったからです。

 

あなたも似た様な経験をして、「こんな状態で仕事を続けられるのだろうか?」と不安を感じ悩んでいませんか?

日々ストレス疲れを抱えているならば可能性は高いと思います。

本記事では精神疾患経験者にしかわからない目線での体験談を交えて、鬱病発症前後の状況や症状をわかりやすく赤裸々に伝えています。

 

「自分は鬱病になる様な弱い人間じゃない!」

 

・・・否定したい感情や、焦る気持ちは痛い程わかりますが、鬱病は「強くて真面目な人が発病しやすい病気」だと思っています。

また、鬱病は癌などと同じ様に早い段階で発見しなければ手遅れになる事も充分考えられる危険な病気です。

もし、病気じゃない事がわかれば、それはそれで良い事じゃないですか(^^)

あなたの命に係わる大切な事だと思って、良かったら一度立ち止まってみて下さい。

この記事でわかること

□「鬱病かも?」と感じた時の対策

□筆者(ブログ主)の体験談

□早期診察の重要性

 

運営者の病歴に興味を持ってくれた方は下記リンクをご覧ください。
運営者うつ男の自己紹介サムネ
「うつしるべ」管理人からの自己紹介とご挨拶皆様、はじめまして☆ 【運営者のYOUTUBE自己紹介動画】 ...

 

仕事で頭が回らない(働かない)!身体が動かない!眠い!→鬱病だった【体験談】

最初に結論から伝えますね。

仕事の能力が著しく低下して、身体的な怪我などもした覚えが無い時に、やけに「頭が回らない(働かない)」、やけに「体が動かない」、やけに「眠い」などの症状に悩まされている方は、「鬱病(うつ病)」、「適応障害」、「パニック障害」など、なんらかの精神疾患にかかっている可能性があります。

 

すぐに病院(精神科や心療内科)へ行き受診しましょう。

 

「精神科」と「心療内科」の違い

共通して心が原因の病気を治療しますが・・・

【精神科】心が原因で、現れる症状も心の際に受診
※主な病気:不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想、依存症など

【心療内科】心が原因で、現れる症状が身体の際に受診
※主な病気:胃潰瘍(いかいよう)、心筋梗塞、喘息、腹痛、下痢など

これらを踏まえると本記事の症状は「精神科」っぽいですが、
「心療内科」でも診てもらえるケースは多いです。
実際ブログ主は「心療内科」を受診して現在も通院中です。

 

うつ男
うつ男
「気持ちが変だ」と感じたら→精神科
うつ二郎
うつ二郎
「身体が変だ」と感じたら→心療内科だね!

 

 

前述した通り、僕は過去に鬱病を経験し、今も精神疾患と闘病中の身です。
※現在は「双極性障害Ⅱ型」に診断が変更

上記の症状は僕も過去に経験していますが、すぐに病院へ行かなかった事を今でも後悔しています。

また、僕のYOUTUBE配信などに来てくれる精神疾患患者の体験談を聞いても、殆どの方が同じ事を言います。

それらの意見を踏まえた上で、早期受診をする事をオススメします。

では何故そうするべきなのか?

僕の体験談を交えながら説明したいと思います。

うつ二郎
うつ二郎
え~?・・休みが勿体無いし、面倒だしゴニョゴニョ・・・
うつ男
うつ男
僕も過去に同じ事思ってて大失敗したよ・・。(※後述します)

 

頭も体も働かないし、「イライラ」「人が怖い」症状も・・

僕が心身に異常を感じてから病院へ行くまでの期間は、およそ半年程かかったと思います。

当時はパチンコ店社員の主任クラスの役職に勤めていて、主な症状は「頭が回らない(働かない)」「身体が動かない」「眠い」「イライラする」「人が怖い」・・・などと言う状態でした。

これらの症状が具体的にどんな悪影響をもたらせたかと言いますと・・・

鬱病の症状での悪影響

1.頭が働かない=イージーミス(簡単な仕事の失敗)が増える、会話や説明の理解が遅くなる

2.身体が動かない=朝身体が重すぎて仕事に遅刻する、職務の遂行(スピード)が遅くなる

3.眠い=仕事中なのに睡魔に襲われる、「やる気の無い社員」に見られる、寝すぎて朝起きれず遅刻する

4.イライラする=部下の些細なミスが許せなくなる、ストレスの捌け口から好きだったギャンブルにさらにのめり込む

5.人が怖い=パワハラ上司だけで無く同僚や部下にも話しかけるのが怖くなる、電話対応も凄く怖い※4と5が矛盾していますが、僕の場合は日によって状態が異なりました。

・・・こんな感じでしたね。

当時は散々でした。

これらの症状が影響して常に自暴自棄になり、上司にはいつも怒られて、同僚・部下を含め徐々に信頼を無くしているのを肌で感じました。

やっと休みが来たと思っても身体が動かないから一日中ベットに横たわり、当時付き合っていた彼女から電話が来ても何故か怖いし、頭が働かないから会話も噛み合わず喧嘩になる事もしばしば。

更に休みの終わりが近づくと「また地獄(会社)に行かなきゃいけないのか・・」と絶望する。

・・・こんな惨めな生活が続き、心のどこかで薄々「僕、鬱病(うつ病)なのかな?」と感じていました。

そして、日に日に症状は悪化し、ストレスが限界に達した時「もう仕事に行きたくない!!」と気持ちが爆発し、仮病を使ってでも休みをとる為、心療内科へ行く事を理由に会社を当日欠勤しました。

 

診断は「うつ状態」でした。

 

うつ二郎
うつ二郎
あれ?「鬱病」では無いんだね。
うつ男
うつ男
初診から「鬱病」の診断がされる事は基本的に無いらしい。「うつ状態」は鬱病の一歩手前だね。

 

補足「鬱病(うつ病)」以外の可能性も充分ある

双極性障害Ⅰ型Ⅱ型の特徴とは?

無論、一番良いのは「一時的に落ち込んでいただけで病気では無かった」と言うパターンである事は言うまでもありませんが、その上で補足しておきます。

先に述べた僕の体験談を見て「それ、本当にうつ病の症状なの?」と思った方もいると思いますが、実はそれ、正しい疑問です。

「うつ病」では無く、他の病気の可能性も充分あるので断定はしない方が良いです。

一説によると、最初「鬱病」と診断された方が後に「双極性障害」に診断名が変わるケースが16%もあるらしいです。

また、うつ病の1/3が「双極性障害」、または「双極性障害の傾向」である疑いがあると主張する人も。

僕自身も同じく「うつ状態」から「鬱病」、そして「双極性障害Ⅱ型」に診断が変わっていますし、配信に来るリスナーさんの体験談でも同じような話を何度も聞いています。

精神疾患にかかると正常な判断ができない事も多く、「多分〇〇だろう」と自己判断をする事は危険です。

その辺りの重要な判断は病気の専門家である精神科医、または心療内科医に、必ず相談しましょう。

 

うつ二郎
うつ二郎
「適正障害」とか「パニック障害」と診断される事も多いね。
うつ男
うつ男
症状が似たところもあるんだけど、病気によって服用する薬も違ってくるから、やっぱプロフェッショナルに相談した方が良いな。

 

勤務中に「頭が働かない」「体が動かない」「眠い」では仕事にならない

当時の症状を振り返ると、あらためて「仕事どころでは無かったな」と思います。

プロ野球やプロサッカー選手がルール説明や監督の指示を理解出来なければ(頭が働かない)戦力にならないし、グラウンドやフィールドで走り回れなくても(体が動かない)、やはり戦力にはなりません。

その上、「眠気」や「イライラ」や「対人恐怖」がおまけで付いたら、引退を考えるのが普通です。

さて、ここで質問をさせて下さい。

 

質問:僕の過去の鬱病体験を客観的にご覧になって、あなたが感じた感想は下記のどれに該当するでしょうか?

 

①.一部経験した事がある

.自分の状況と酷似している

③.自分は全くないから、まだ大丈夫

 

焦る事は無いので、ゆっくりと考えてみて下さい。

決まったら次に行きましょう。

 

 

①.「一部経験した事がある」②.「自分の状況と酷似している」を選んだ方へ

多くの方は恐らく①や②に該当するのではないでしょうか?

その場合は、先に述べた通り早めに心療内科か精神科へ行き診察してもらいましょう。

大切な事なのでもう一度言いますが、仕事をできる状態では無いのです。

もしかすると「それでも出社はできてるからもう少し様子を見る」と考えるかも知れませんが、もしもそうなら、その判断はオススメできません。

当然と言えば当然なのですが、僕が前述した症状は、一気に全ての症状が発症したワケじゃないのです。

今振り返ると初期の症状はまだ軽かった。

最初は身体が何故か重く感じ、次の日は何故か人が怖い・・・と言った感じで、少しずつ心身を蝕まれたイメージでした。

 

確かに貴重な休日を病院に使いたくない気持ちもわかります。

しかし、断言しますが、診察を受ける事で間違いなく今の状況が前進します。

仮に精神疾患じゃなくて一時的に安静しているだけで治るなら万々歳じゃないですか。

もし、精神疾患じゃないのであれば、「ではどこで診察するべきなのか?」がある程度掴めると思います。

自分の心身に何が起きているのか宙ぶらりんでわからないまま将来後悔するよりずっとマシです。・・・過去の僕の様に。

 

あなたは僕の様に後悔はしない様にして下さい。

 

③.「自分は全くないから、まだ大丈夫」を選んだ方へ

③に該当する方なら様子を見るのは有りだと思いますが、恐らくこの記事のタイトルで検索する人なら、該当する方は少ないのでは無いでしょうか。

もしかすると、ご家族や大切な方が過去の僕と同じような状況なのかも知れませんね。

その場合はこの記事をご本人にお見せする、あるいは内容を伝えて頂ければ幸いです。

万一、ご本人で病気が気にかかる様でしたが、その場合は①②と同様診察を受けましょう。

 

うつ二郎
うつ二郎
(ん~、面倒だけど一応病院行った方が良いのかな・・)
うつ男
うつ男
別に病院の回し者でも無いし、悪い事は言わんから行っときなさい(笑)

 

病院へ行きたくない理由もわかります。

・・・とは言ったモノの、僕も鬱病(うつ病)を舐めていてすぐに診察をしなかった一人です。

すでに「近日、病院へ行こう!」と決めて頂いてれば嬉しいのですが、そういった方ばかりでは無いと思いますし、「行きたくない」って人の気持ちもわかります。

 

僕が当時病院へ行かなかった理由はコチラ。

①.「そのウチ治る」と甘くみていた

②.単純に面倒くさかった

③.弱い人間に見られるのが嫌だし恥ずかしい

しかし、僕はすぐに病院へ行かなかった事をかなり後悔しています。

少しでもあなたの心身(特に精神)に違和感を感じる場合は、一度だけでも診察を受けてみて下さい。

 

うつ二郎
うつ二郎
半信半疑だけど、後悔したくないからいくわ!
うつ男
うつ男
よろしい!気を付けてな!!

 

まとめ

それではまとめます。

「仕事で頭が働かない!身体が動かない!眠い!」まとめ

□これらの症状が出たら「鬱病(うつ病)」または他の精神疾患の可能性有り

□同症状が出たら、「心療内科」か「精神科」に早期診察を受ける事

□将来的に後悔しない選択を。

・・・こんなところでしょうか。

 

軽度の病気である事を願いますが、もしも重大な病気だった場合は、医師に診断書を書いてもらえるか相談した上、仕事の休職も視野に入れましょう。

ストレス疲れは原因から離れないと快復しにくいです。

休職中の収入面で不安などがある方についての記事も近日作成予定ですが、完成まではもうしばらくお待ちください。

 

以上、「仕事で頭が回らない(働かない)!身体が動かない!眠い!→うつ病(鬱病)だった【体験談】」のでした。

 

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