「うつ病(鬱病)とはどんな病気?」
病名はだいぶ世の中に浸透しましたが、うつ病を簡単に説明できる人は少ないのでは無いでしょうか?
厚生労働省のHPで調べても、やや難しい文字や表現がズラッと羅列されていて、正直、心身が疲れ果て、頭が働かない僕は読む気になれませんでした。
今回の記事は過去の僕に教えるイメージで「厚生労働省よりも簡単に」を目指し、うつ病と症状をわかりやすく説明・解説しています。
「精神疾患はわかりにくい・・」と感じている方は、必見の内容を是非ご覧下さい。
□うつ病とは?を日本一簡単に説明
□うつ病の主な症状
□運営者のうつ病症状体験談
うつ病(鬱)とはどんな病気?厚生労働省より簡単にわかりやすく説明
現在、世界規模でうつ病患者は3億人存在すると言われていて、日本国内では「うつ病」と「双極性障害」の患者人数を合わせると112万人にのぼります。※2014年厚生労働省調べ
さて、最初に答えであり結論から伝えます。
「うつ病」とは生きる気力が無くなる病気です。
・・・というのが現在の僕が考え得る中で、最大限に不必要な部分を排除(スリムに)して、最大限に簡単にわかりやすくした回答です。
恐らく、この説明でほとんどのうつ病(鬱病)患者さんは納得してくれると思います。
とは言え、長所は短所でもあります。
短時間で誰かに説明したい場合は非常に有効だと思いますが「具体的にどんな症状なのか?」は相手に伝わりません。
その点で言うと、厚生労働省の説明は具体的です。
やはりこのくらいの短文でなんとか鬱病を表現できたとしても、どうしても説明足らずな部分は出てきてしまいますので、下記ではもう少し細かく説明していきます。
うつ病(鬱病)の症状
【うつ病のイメージ(わかりやすいバージョン)】
上記の画像は僕が作成した、一目でわかるうつ病(鬱病)の「症状のイメージ」です。
これらを見ると如何に一言で説明するのが難しいか、わかってもらえると思います(^^;
なので本来「うつ病とはどんな病気?」と聞かれた場合は・・・
「ヘコむわ、死にたくなるわ、疲れるわ、やる気でないわ、嬉しくないわ、楽しくないわ、頭はぼーっとするわ、やたらと焦るわ、考えられないわ、集中できないわ、太るわ、痩せるわ、すぐ起きてしまうわ、寝れないわ、超食べるようになるわ、超食べれないようになるわ、超寝てしまうわ、超寝れなくなるわ、自分に価値は無いし、「ダメ人間だ!」・・・と思ってしまう病気だよ!」
・・・って、説明しないといけませんが、それをやると寧ろ相手に病気の誤解を生みそうです(;’∀’)(笑)
それらが全て伝わる様に一言でまとめたのが、最初の結論「うつ病」とは生きる気力が無くなる病気・・と言う事です。
うつ病の症状には個人差がある
【うつ病のイメージ(お堅いバージョン)】
但し、うつ病と診断されたからといって、全ての症状に襲われるワケではありません。
例えば、体重増加(太る)と体重減少(痩せる)は真逆なので、どちらかが発症する事になりますし、症状には個人差もある為、必ず発症するとは限りません。
しかし、診断された多くの方が上記イメージ画像の5項目以上はほぼ間違いなく経験すると思います。
逆にもしも、それらの症状が殆ど、もしくは全く当てはまらない時は別の病気を疑ってみた方が良いかも知れません。
この後、上記イメージ画像の症状を一つずつ簡単に解説していきますが、多くのうつ病患者が経験する項目には
マークを付けておきますので、良かったら参考にしてみて下さい。
抑うつ気分、希死念慮(すごいヘコむ、死にたくなる)
これがうつ病メインの症状と言っても良いですね。
気分は大きく落ち込み泣く事が増えたり、「消えたい」「死にたい」と考えてしまいがちになる、典型的な鬱病の症状です。
興味の喪失、喜びの減退(嬉しくない、楽しくない)
以前は興味があった事に見向きもしなくなったり、好きだった趣味が楽しめなくなったりもします。
易疲労感、気力減退(メッチャ疲れる、やる気でない)
極端に疲れやすくなったり、何事にもやる気がおきなくなります。
精神運動の制止や焦燥感(ぼーっとする、やたら焦る)
頭がぼーっとして真っ白になる場面や、やけに焦ってしまう場面が増えたりします。
思考力や集中力の低下(考えられない、集中できない)
仕事や学業の説明などが頭に入ってこなかったり、いつもは出来ていたハズの簡単な作業のミスが目立ちはじめたりします。
体重の増加や減少※過食や拒食(太るし食べる、痩せるし食べない)
短い期間で激太りや激やせをしてしまったり、食欲が異常に増したり、逆に異常に食欲を失う事もあります。
早朝覚醒、中途覚醒、入眠困難(朝早すぎ、すぐ起きてしまう、寝れない)
例えば、以前は休みの日には昼まで寝ていたのに朝早く目覚めてしまったり、予定の睡眠時間よりも早く目覚めたり、寝つきが異常に悪くなります。
過眠、不眠(超寝る、超寝れない)
いつも以上に眠ってしまい遅刻をしたり、いつも以上に眠れず仕事や学業に支障をきたします。
無価値感、罪責感(僕に価値は無い、ダメ人間だ・・)
「自分はダメな人間だ・・」「生きる意味がわからない・・」など、自分を価値が無い人間と思い込んだり、自分を責めてしまいます。
運営者「うつ男」のうつ病体験談
最後に僕のうつ病(鬱病)体験談として、実際に経験した症状を伝えておきます。
・抑うつ気分、希死念慮
・興味の喪失や喜びの減退
・易疲労感、気力減退
・精神運動の制止や焦燥感
・思考力低下、集中力低下
・無価値観、罪責感
・過食、体重増加
・過眠
・入眠困難
・・・つまり、「体重減少(拒食)」「不眠」「早朝覚醒」「入眠困難」以外は全て実際に体験したと言う事です。
これらの症状は全て経験していますし、ある程度軽減はされたものの現在進行形で症状は継続して発症しています。
時期や体調によって、出たり出なかったりはありますけどね(;^_^A
特殊な体験談
また、これら以外にもうつ病(正確に言うと「うつ状態」)を初めて診断される数ヵ月前には「足がメチャクチャ臭くなる」「全身痒くなる」みたいな、他ではあまり聞かない様な症状もありました。
どちらも健康に仕事が出来ていた時期なのですが・・・
【うつ病初期症状?のエピソード①】
仕事帰りのロッカールームで着替えている時にロッカー室が異常な程の異臭で満たされ、同僚からは「足がヤバいくらい臭いよ!」と言われる。
普通、自分の体臭は気付きにくいと思うのですが、この時は「誰かロッカールームを小便器に使った?」ってくらい自分でも不快なアンモニア臭が立ち込めていました。
結局病院には行きませんでしたが確か一週間くらいは同じ状態が続いて、徐々に臭いがおさまり、いつの間にか治っていました。
もう1つは・・・
【うつ病初期症状?のエピソード②】
いつも通りに就寝後、夜中に突然謎の痒みにより目覚めます。
瞬時に「これは蚊とかでは無い」と感じながらも全身を引っ掻き回しますが、痒みの発信源(掻いてスッキリする場所)がどこにも無いんですよ。
5分ほど全身を引っ掻き回しますが、状況が変わらないので「熱湯につかれば何か変化するかも?」と、根拠は全く無いのですが一度風呂に入る事にしました。
しかし、状況は全く変わらず、ただただ痒い。
結局、1時間程だと思うのですが、時間の経過で痒みはおさまりました。
・・・これらは未だに原因不明です(・・;)
当時は仕事によるストレスがかなり溜まっていた時期なので、自分では「ストレス値が限界に近づいたサインだったのでは無いか?」と考えていますが、やはり普段と異なる心身の変化があった場合は、すぐに病院へ行った方が良いですね。
面倒に感じるとは思いますが、僕の様に症状を放置して、後々治らない病気にかかる方がよほど面倒ですから、症状の判断に少しでも迷うようならすぐに診察する事をオススメします。
・・・以上がうつ病(鬱病)の主な症状と、僕の体験談です。
なるべくわかりやすく、なるべく簡単に説明したつもりですが、いかがだったでしょうか?
また、別記事では「うつ病になる原因」や「うつ病の種類」など、より深掘りして書きたいと思いますが、本記事でよくある症状は把握して頂いたと思いますので今回はここまでにしたいと思います。
まとめ
それではまとめます。
□うつ病は「生きる気力が無くなる病気」
□症状には個人差がある
□筆者は原因不明の症状も経験している
・・・こんなところでしょうか。
以上、うつ病(鬱)とはどんな病気?厚生労働省より簡単にわかりやすく説明でした。
SNSで記事のリンクを貼って拡散してもらったり、下のボタンをポチっと押してもらえるだけでサイト運営の後押しになります(*´▽`*)♪
良かったらご協力お願い致します(*^^)v
※10/3027サイト
【2019年8月20日現在】
※4/211サイト
【2019年8月20日現在】
サイト開設から僅か20日間で両方のランキングで10位以内に入る事ができました(*´▽`*)☆
皆様、いつも応援の後押しありがとうございます!!m(__)m
※「日本ブログ村」と「人気ブログランキング」は”1日1ぽち”で大丈夫です♫
リンク先のサイトに飛びますが、興味無い方はすぐ戻っちゃって下さい(*^^)b